英文がブロックで見える
問題をパズルのように解く
英会話もスラスラと
フレンズの第2シーズンのエピソード19から。
ジョーイは愛の病棟日誌という大人気ドラマでの役をゲットし、役者としてブレークする。しかし調子に乗って脚本家の意向を無視したためクビに。
あんなに大役をやっていたんだから自分は有名になったと調子に乗っているが、心の中では自分はトラブルに陥っていると知っている。ロスにチョイ役でもいいから仕事をしたほうがいいと忠告される。
大役をこなした後にチョイ役はやりたくないと思うが、金欠のため仕方なくタクシー運転手の役のオーディションを受ける。
ジョーイ: All the way to the airport huh? You know that's over 30 miles, that's gonna cost you about so bucks.
「あんな遠い空港まで? 30マイル以上あるぜ。そりゃもう相当ドルかかるぜ。」
キャスト役: Excuse me, that's 50 bucks.
「あのねぇ。それ50ドル。」
ジョーイ: What?
「は?」
キャスト役: Five oh dollars.
「5(ゴ)、0(ゼロ)ドル。」
注目はジョーイのall the wayです。
遠く行くとき、そこに行くのに苦労するときに、"遠さ"や"苦労"を表現するために使われる表現です。
この場合は"30マイル(約48キロ)も空港までタクシーに乗っていくんだな"という意味でタクシー運転手役のジョーイがお客さんに言っているわけです。
"タクシーで行くには遠い距離だぜ。俺が儲かっちゃうよ。"と言いたいわけです。
普通ならTo the airport huh?だけで"空港までだね?"という意味になります。
そのほかにそれほど遠くなくても苦労を表す表現として使うこともあります。
以下はスーパーに来たが休業日だったとき、たまたま掃除中の係員などがいた場合の会話。
A: I'm sorry we are closed today.
「申し訳ありません。本日は営業していないんです。」
B: Oh, great. I came all the way here.
「やれやれ。わざわざ来たってのに。」
たとえこれが歩いて10分のスーパーでも使うことがあります。
今回は英語じゃないと表現できない笑いのポイントが含まれています。
ジョーイのso bucksです。
so bucksだけだとまったく意味不明の表現で、普通は使いません。あえて直訳すれば"相当なドル"でしょうか。
ではなぜジョーイはこんな意味不明なことを言ったのか? というとここでジョーイは台本を読みながらしゃべっていて、台本には50 bucksと書かれているのです。最後にキャスト役が"50だ"と言っていますよね。
5がちゃんと印刷されていなかったのか、ジョーイが不注意なのか、ジョーイにはsに見えたわけです。
まぁ確かに5とsは似てますよね。それに0とoはほとんど同じですから、ジョーイは50ではなくsoだと判断してしまってこのようにso bucksとわけの分からないことを言ったわけです。
ちなみに英語では数字の0はゼロということもありますが、oh(オー)と言うこともあります。
MLBの野球中継を英語で聞いていればわかりますが、3打数ノーヒットは
0 for 3 (オーフォースリー)
と言います。