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What a sad little life she must lead (なんて悲しい人生なんだ)

シーズン3のエピソード4

セントラルパーク(喫茶店)。

チャンドラー、ジャニス、モニカ、フィービーがいる。そこへジョーイが入って
来る。ジョーイはちょっと怒り気味。

役者のジョーイはエージェントから有望な仕事のオーディションの予約を取って
もらったのだが、それを知らされないまま。

ジョーイがそれを知った時はオーディションはすでに終了していた。エージェン
トは「ジョーイの友人に伝言を頼んだ」と言っていたようで、ジョーイはルーム
メイトのチャンドラーがジョーイに伝え忘れたと思ったようだ。

しかし、伝言を伝え忘れたのはチャンドラーではなく、フィービーだった。
フィービーは、手にメモはしたんだけど、言い忘れてしまったと謝る。

ジャニスが、落ち込んでいるジョーイに、もう一度オーディションの予約を取れ
ばいいと言う。

ジョーイ: Well, Estelle tried. You know, the casting director told her
     I missed my chance.

フィービー: Well, that is unfair. I'll call her. I'll tell her it was
      totally my fault.

ジョーイ: Pheebs, you can't do that. The casting director doesn't talk
     to friends. She only talks to agents.

フィービー: What a sad little life she must lead.

ジョーイ:んー、エステル(ジョーイのエージェント)が頑張ってくれたんだけ
     どさ、キャスティングディレクターは、もうチャンスは逃してしまっ
     たって言うんだよ。

フィービー:そんなの不公平だわ。私が電話して、完全に私のせいだって言うわ
      よ。

ジョーイ:フィービー、それは無理だよ。キャスティングディレクターは友達と
     は話をしないんだ。話をするのはエージェントだけだよ。

フィービー:その人の人生ってほんと悲しいわね。

・What a sad little life she must lead フィービー

「その人の人生ってほんと悲しいわね」という意味の表現ですが、

この表現、イディオムやら構文やらがとても複雑に入れ込んでいます。


まず、ポイントは、

lead a 形容詞 life

という表現。

「〜な人生、生活を送る」

という意味で、よく使われます。


例えば、

My grandpa led such a happy life.
「おじいちゃんはとても幸せな人生を送った。」

She is leading a very exciting life.
「彼女はとても楽しい生活を送っている。」

というような形です。


元々は、フィービーの台詞、

What a sad little life she must lead

は、

She must lead a sad little life.

という形でした。


「悲しくて、ちっちゃな人生なのね。」

という意味ですね。


ちなみに、このmustは、よく知られている「〜しなければならない」ではなく、
「〜に違いない」という意味です。


このmustは英会話スクールではしつこく習う、定番中の定番です。


そして、さらに、a sad little lifeを強調するために、whatをつけます。

名詞を強調したい時には、前にwhatをつけると、
「何て〜なんだ!」という意味になります。


She must lead what a sad little life.

そして、whatをつけた名詞は一番先頭に出します。


すると、

What a sad little life she must lead.

になるわけです。


こういう風に、ちょっとした表現でも、仕組みを知っていると、
今度から自分で応用形を作れますよね。

ジョーイは、

「仕事なんだから、役者の友達と交渉なんかしないって、交渉するのは役者の
 エージェントだけだよ。」

と言ったのですが、

フィービーには「仕事にしか徹しない悲しい人生」と映ったようで、

What a sad little life she must lead.

と言っています。

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