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シーズン3のエピソード4
モニカとレイチェルのアパート。ロスがいる。
そこに、元妻のキャロルと2人の息子ベン、そして、キャロルの彼女スーザンが
入ってくる。
ロスとキャロルは順調な結婚生活を送っていたのだが、キャロルがレズビアンに
目覚めてしまい、キャロルがスーザンと付き合い始めたころに離婚。
離婚当時、キャロルが身ごもっていたのがロスとキャロルの間に出来た息子、
ベン。そのベンも、もう2歳。
ベンは今はキャロルとスーザンが育てているが、キャロルとロスは離婚後も親友
のままで、いい関係を保っており、ロスがベンの面倒を見ることもよくある。
ただ、ロスとスーザンはあまり仲が良くない。
今の場面は、キャロルとスーザンがベンを連れて来た場面。どうやら、この週末
はロスはベンと過ごし、キャロルとスーザンは2人の時間を楽しむようだ。
ロスはベンと週末を過ごすのを楽しみにしていて、ワクワクしているのだが、ベ
ンがなぜかバービー人形を持っている。
ロスはキャロルとスーザン、2人の女性に育てられたベンが女っぽくなってしま
うのではないかと心配しているようだ。
キャロル: This wouldn't have anything to do with the fact that he's
being raised by two women, would it?
ロス: You know what, it's fine. If you're okay with the Barbie thing,
so am I.
キャロル:それって、女2人で育ててるってことで心配なの?
ロス:いや、そうだね。大丈夫だよ。2人がバービーについて問題ないって言う
んなら、僕も平気だよ。
・have anything to do with キャロル
こちらは非常によく使われる表現で、いろいろ応用形がありますので、
まとめて解説しておきます。
S have nothing to do with A
S don't have anything to do with A
両方とも「SはAと関係ない」
キャロルが使っているのも、この形ですね。
(キャロルの台詞は仮定法でdon't→wouldn'tになっていますが)
S have something to do with A
「SはAと何らかの関係がある」
S have little to do with A
「SはAとほとんど関係ない」
特に一番最初の形が一番よく使われ、
S have absolutely nothing to do with A
S have nothing to do with A at all
S have nothing to do with A whatsoever
のように、「SはAとはまったく関係ない」と強い否定形がよく使われます。
ロスがあまりにバービー人形に対して懸念を示すので、
キャロルは、
ロスの懸念はベンが女2人で育てられていることに関係しているの?
と、
This wouldn't have anything to do with the fact that he's being raised
by two women, would it?
と言っています。
この文、have anything to do以外にも一杯ポイントがあります。
doesn'tではなく、wouldn'tとしているのは、
仮定法で丁寧に聞いている用法です。
例えば、ウェイターがレストランで、「お水はいかがですか?」という場合、
Would you like some water?
と言いますが、これと同じ形ですね。
また、the fact that節という言い方、
thatという単語はもしかしたら、英語の中で最も多様な使われ方をする単語かも
しれません。
「あれ」という意味の代名詞、
That was cool.
「あれはかっこよかった。」
「あの」という意味の形容詞(厳密に言うと限定詞)
That car was fast.
「あの車は速かった。」
としては、よく知られていますが、
従属接続詞、関係詞としてもよく使われ、またその使われ方が非常に多種多様
なんです。
the fact that he's being raised by two women
は、that以下がthe factの内容を説明している形で、
これで大きな1つの名詞ブロックとして見ます。
「2人の女に育てられているという事実」
という意味になります。
the fact that I found out yesterday
「昨日分かった事実」
のような関係詞と混同してしまう方が多いのですが、
構造的にはまったく別の使い方なんです。
ここら辺は英文法の構造のコアの部分で、
これが分かっている方は、英文法の構造の知識がかなり高いと言えます。
かなり上級は話になってしまいましたが、
関係詞は他の分野が分かっていないと理解できない分野で、
「品詞」という基礎から積み上げて行かないと理解できないんです。
英文法は↓で、「品詞」という一番の基礎から学べます。
→< http://51.thebelltree.com/grammar51.htm >
また、最後のwould it?は、付加疑問文と言って、
「〜じゃないよね?」、「〜だよね?」と確認する感じの疑問文です。
元々が肯定文なら、
助動詞の否定+Sに相当する代名詞
元々が否定文なら、
助動詞の肯定+Sに相当する代名詞
になります。
ここでは、
This wouldn't have‥
と否定文なので、
would it?
となります。