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must (〜に違いない)

シーズン3のエピソード7

モニカは新しいベッドを購入し、本日がうちに配送してもらう日。しかし、用事
があるようで、フィービーに受け取りの代役を頼む。

フィービーは以前、モニカとルームメイトだったので、モニカは安心して受け取
りを頼んだのだが、フィービーは受け取りのとき、しっかりとベッドを確認せず
受け取りのサインをしてしまう。

ベッドはモニカが注文したものとはまったくの別物で、子ども用の車の形をした
ベッド。配送業者が帰ってしばらくしてからそれに気づいたフィービーは困って
しまう。

以下はそのベッドを見て、モニカがビックリしている場面。フィービーは苦しい
説明を始める。


モニカ: (sees the bed) What's this?

フィービー: Isn't it cool! Varoom! Varoom!

モニカ: This is not the bed I ordered!

フィービー: I know, you must've won like a contest or something!

(Phoebe starts to make a sound like a car accelerating)

モニカ: Phoebe!

(Phoebe makes a sound like a car screeching to a halt)

モニカ: Why is this car in my bedroom?


モニカ:(ベッドを見て)何これ?

フィービー:かっこいいでしょ! ブーン! ブーン!

モニカ:私が注文したベッドじゃない!

フィービー:そうなのよ。きっとコンテストかなんかのようなもんに当たったの
      よ!

(フィービーは車が加速する音の真似をする)

モニカ:フィービー!

(フィービーは車が急ブレーキをかけたような音の真似をする)

モニカ:なんで、この車が私の部屋に?


・must've フィービー

mustは「〜しなければならない」という意味の助動詞として知っている方が多い
のですが、実は「〜に違いない」という意味もあるのです。

そして、その過去形は

「must have 過去分詞」

という形で使われます。


さらにそれは短縮形でも使うことができ、「must've 過去分詞」とすることもで
きます。

「これは私が頼んだベッドじゃない」と言うモニカに、苦しい言い訳として、
フィービーは「きっとコンテストかなんかのようなもんに当たったのよ!」

you must've won like a contest or something!

と言っています。


☆[英文法の知識を使って、英会話の応用トレーニング!]

使いこなせれば便利で、実際にネイティヴがよく使う、
「〜に違いない」という意味のmustなのですが、使い方が複雑です。


まず1点目の注意点は「過去形の扱い」です。

「〜に違いない」という意味では、mustは過去形で使えます。
フィービーが使ったのがその例ですね。

しかし、同じmustでも「〜しなければならない」という意味では過去形にはでき
ません。

なので、

I must finish this.
「これを終わらせなければ」

を「過去形にしよう!」と、形だけ

I must have finished this.

としても、「〜しなければならない」の意味ととらえられてしまい、

「私はこれを終わらせたに違いない」

と、記憶喪失の人になってしまいます。


「〜しなければならなかった」と過去形にする場合は、
「had to」か「should have 過去分詞」を使います。


2点目の注意点は「否定形」です。

must「〜に違いない」を否定形にすると「〜なはずがない」という意味になるの
ですが、なぜかこの否定形は「must not」ではなく、「cannot」になるのです。

例えば、「彼女が悪い人のはずがない」は、

She must not be a bad person.

ではなく、

She cannot be a bad person.

となります。


「〜しなければならない」の否定形は存在するので、

She must not be a bad person.

は「彼女は悪い人になってはならない」という意味になってしまいます。


3点目の注意点は「過去形の否定形」です。

これは「could not have 過去分詞」という形になります。
「must not have 過去分詞」ではありません。

That man could not have been Jason.
「あの男がジェイソンだったはずがない」

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